YouTubeの画面が緑で音だけ出るときの直し方【Windows 11/10】

YouTubeなどの動画で、音は聞こえるのに画面だけ緑色になる場合は、ブラウザーのグラフィックアクセラレーションとグラフィックドライバーの組み合わせが原因になっていることがあります。

まず同じ動画を別のブラウザーで開いてください。別のブラウザーでは正常なら、問題が出るブラウザーの「グラフィック アクセラレーション」を一度オフにして再起動します。どのブラウザーでも緑色になる場合は、Windows Updateとグラフィックドライバーを確認します。

設定を変えるたびに同じ動画を再生し、直った時点でそれ以降の操作は行わなくて大丈夫です。

YouTubeの画面が緑になるときに、まず試すこと

  1. 動画ページを再読み込みする
  2. ブラウザーをいったん終了し、起動し直す
  3. 同じ動画をMicrosoft Edge、Google Chrome、Firefoxなど別のブラウザーで開く
  4. シークレットウィンドウまたはプライベートウィンドウで開く

別のブラウザーだけ正常なら、パソコン全体よりも、問題が出るブラウザーの設定や拡張機能が原因である可能性が高くなります。すべてのブラウザーで緑色になる場合は、グラフィックドライバー側も確認します。

GoogleのYouTubeヘルプでも、音声は聞こえるのにプレーヤーが緑色になる場合、最初に別ブラウザーでの確認を案内しています。

ChromeとEdgeのグラフィックアクセラレーションをオフにする

グラフィックアクセラレーションは、動画の表示処理にGPUを利用する機能です。GPUやドライバーとの組み合わせによって表示に問題が起きると、オフにすることで直る場合があります。

Google Chromeの場合

  1. Chrome右上の「︙」をクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 左側の「システム」を開く
  4. 「グラフィック アクセラレーションを使用する(可能な場合)」をオフにする
  5. 表示された「再起動」をクリックする

設定項目が見つからない場合は、アドレス欄に「chrome://settings/system」と入力して開きます。バージョンによっては「ハードウェア アクセラレーション」と表示されます。

Microsoft Edgeの場合

  1. Edge右上の「…」をクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 「システムとパフォーマンス」を開く
  4. 「使用可能な場合はグラフィック アクセラレータを使用する」をオフにする
  5. Edgeを再起動する

設定項目が見つからない場合は、アドレス欄に「edge://settings/system」と入力して開きます。

オフにして直った場合は、そのまま使用しても構いません。ただし動画再生時のCPU負荷が増えることがあります。後でドライバーを更新したら、設定をオンへ戻して症状が再発しないか試すこともできます。

Firefoxのハードウェアアクセラレーションをオフにする

  1. Firefox右上のメニューボタンをクリックする
  2. 「設定」を開く
  3. 「一般」の「パフォーマンス」まで移動する
  4. 「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外す
  5. 表示された「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する(可能な場合)」のチェックを外す
  6. Firefoxを終了し、起動し直す

Mozillaは、トラブルシューティングモードで拡張機能、テーマ、ハードウェアアクセラレーションを一時的に無効化し、原因を切り分ける方法も案内しています。

拡張機能とブラウザーの状態を確認する

シークレットウィンドウでは正常に再生できる場合、広告ブロックなどの拡張機能が影響している可能性があります。

  1. ブラウザーを最新版へ更新する
  2. 拡張機能を一度すべてオフにする
  3. YouTubeを再生して確認する
  4. 直った場合は、拡張機能を1つずつオンに戻して原因を探す

それでも直らない場合だけ、ブラウザーのキャッシュを削除して再確認します。Cookieも削除するとサイトからログアウトすることがあるため、最初からすべての閲覧データを消す必要はありません。

Windows Updateでグラフィックドライバーを更新する

どのブラウザーでも画面が緑になる場合や、Windows Update後に症状が始まった場合は、Windowsとグラフィックドライバーを確認します。

Windows 11の場合

  1. 「スタート」から「設定」を開く
  2. 「Windows Update」を開く
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリックする
  4. 「詳細オプション」から「オプションの更新プログラム」を開く
  5. グラフィック関連のドライバーがある場合は、内容を確認してインストールする
  6. パソコンを再起動する

Windows 10の場合

「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」の順に開きます。「オプションの更新プログラムを表示」がある場合は、グラフィック関連のドライバーを確認します。

Microsoftは、通常のドライバー更新にはWindows Updateを優先し、見つからない場合はパソコンまたはGPUメーカーの公式サイトを確認するよう案内しています。

デバイスマネージャーでドライバーを確認する

次の画像はWindows 10で撮影したものですが、Windows 11でもスタートボタンを右クリックして「デバイス マネージャー」を開く流れは同じです。

スタートボタンの右クリックメニューからデバイスマネージャーを開く画面

  1. スタートボタンを右クリックする
  2. 「デバイス マネージャー」をクリックする
  3. 「ディスプレイ アダプター」の左にある矢印をクリックする
  4. 表示されたGPU名を確認する

デバイスマネージャーのディスプレイアダプターを開く画面

GPU名を右クリックして「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動的に検索」の順に進みます。

ドライバーを自動的に検索する画面

「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」と表示されても、メーカー側に新しいドライバーがある場合があります。

Windows Updateの直後から緑色になった場合は、GPUの「プロパティ」→「ドライバー」にある「ドライバーを元に戻す」が選べるか確認します。管理者権限が必要です。ドライバー削除は表示できなくなるリスクがあるため、最初の対処としては行いません。

パソコンまたはGPUメーカーの公式ドライバーを確認する

Windows Updateとデバイスマネージャーで直らない場合は、デバイスマネージャーに表示されたGPU名とパソコンの型番を確認します。

型番が一致しないドライバーや、非公式のドライバー配布サイトは使用しないでください。古い付属CDのドライバーより、現在のWindowsに対応した公式ドライバーを優先します。

それでも動画の画面が緑色になる場合

  • 特定の動画だけなら、別の動画でも再現するか確認する
  • YouTubeだけなら、ブラウザー更新、拡張機能、キャッシュを再確認する
  • 複数の動画サイトや動画再生アプリでも起きるなら、GPUドライバーやパソコン側の問題を疑う
  • 外付けGPUを使用している場合は、電源を切ってから映像ケーブルの接続を確認する
  • 画面全体の色がおかしい、点滅する、操作中にも崩れる場合は、パソコンメーカーやGPUメーカーへ相談する

YouTube公式の案内は、動画プレーヤーが緑色になる場合の対処で確認できます。Windowsのドライバー更新は、Microsoftのドライバー更新手順も参考にしてください。

まとめ

YouTubeの音は出るのに画面が緑色になるときは、まず別ブラウザーで再生し、問題が出るブラウザーのグラフィックアクセラレーションをオフにします。すべてのブラウザーで起きる場合は、Windows Update、デバイスマネージャー、メーカー公式ドライバーの順に確認してください。

いきなりドライバーを削除したり、Windowsを初期化したりする必要はありません。簡単で元に戻せる確認から1つずつ進めるのが安全です。