
文字を入力すると目的の場所ではなく画面の左上や左下に表示されてしまったり、Excelのデータの入力規定のリスト表示で選択すると「6」が表示されセルへの入力ができない症状が出ました。
原因はWIndows10のアップデートでIMEが新しくなった事でIMEの設定からIMEを以前のバージョンに戻すことで問題が解決しました。
会計ソフトや家計簿ソフトなどでも起こっており多くのソフトで文字入力や画面が切り替わらないなどの情報も上がっているため文字入力以外の症状でもIMEを以前のバージョンに戻すことで解決する可能性がありますので試して見てください。
症状1:文字入力で画面左上や左下に表示されてしまう!
メモ帳などに文字を入力する場合、メモ帳が選択されて「|」の点滅がある場合に入力できますが選択されていない場合に画面左上などに文字が表示され入力できないのは通常の症状です。
改めてメモ帳を選択することで入力ができるようになるのですが、今回の現象は入力する場所が選択され「|」の点滅があるにも関わらずに画面左上に入力した文字が出てきました。
症状2:Excelのデータの入力規定のリスト選択で「6」が出る!
Excelでデータの入力規定のリスト表示を使ってプルダウン「▼」をクリックすることで入力候補リストを選ぶだけで表示文字が入力されます。
今回の症状はプルダウン「▼」をクリックして選択すると、なぜか「6」が表示される症状がでました。
IMEの「互換性」で「以前のバージョンのIMEを使う」を「オン」にすることで解消!
①画面右下のタスクバー内にある「あ」や「A」と表示されているところを右クリック!
②「設定」をクリック!
③「Microsoft IME」内の「全般」をクリック!
④下の方にスクロールして「互換性」内にある「以前のバージョンのIMEを使う」を「オン」
IMEの新バージョンと旧バージョンの見分け方!
タスクバー右側にある「あ」や「A」と表示されている場所を右クリックすると出てくる表示を見る事で新旧のIMEを見分ける事ができます。
新バージョンのIMEには「設定」があり旧バージョンにはありません。
旧バージョンのIMEには「プロパティ」がありますが新バージョンにはありません。
設定がある方が新バージョンでプロパティがある方が旧バージョンです。
まとめ
今回の現象はWIndows10のアップデートでIMEが新しいバージョンになったことで起こりました。
①Excelの文字入力時に画面左上や下に文字が表示される
②Excelデータの入力規定リスト選択で「6」が表示され選択できない
すべての場合において「以前のバージョンのIMEを使う」を「オン」にして解消するとは言えませんが複数のPCで症状が解消しました。
IMEが新バージョンになったことで多くのソフトで不具合が出ているようなので、入力以外の不具合でもIMEを以前のバージョンに戻すことで解消するかもしれません。