年賀状は無料AIでいい?Copilotで楽しく作る方法|LINE送信・印刷まで

年賀状のデザインを一から考えるのが面倒なら、無料で使えるMicrosoft Copilotに下絵を作ってもらう方法があります。干支や色、雰囲気を文章で伝えれば、何度か作り直しながら自分好みの1枚へ近づけられます。

結論は、デザインを楽しみたいならAI、住所録・宛名印刷・大量印刷までまとめてラクにしたいなら、はがきソフトです。紙に印刷せず、保存した画像をLINEなどで送るだけなら、AIで作った画像でも気軽に使えます。

せっかくAIがあるなら、年賀状くらい楽しくラクして作りましょう。

先に知っておきたいこと

  • Copilotが生成するのは年賀状の「画像」です。住所録や宛名印刷は別に行います。
  • AIは画像内の日本語を正しく描けないことがあります。賀詞や名前は後から入れる方が安全です。
  • 紙に印刷するときは、縦長画像を通常はがきの100×148mmへ配置し、印刷前にプレビューを確認します。

Copilotなら無料で年賀状デザインを作れる?

Microsoftは、無料版Copilotでも画像を作成できると案内しています。無料版には利用可能な容量や上限があり、上限に達した場合は時間を置くか、有料プランを選ぶ案内が表示されます。有料のMicrosoft 365プランは、無料版より高い利用上限が用意されています。

現在のMicrosoft公式ページでは、一般向け無料版について「毎日必ず○枚」のような単一の固定上限は示されていません。利用できる量や速度は、入口、プラン、混雑状況、サービス仕様の変更などで変わる可能性があります。

年賀状を数案試すところから始めるなら、まず無料版で十分かを確かめればよいでしょう。最初から有料版を契約する必要はありません。

WindowsやEdgeからCopilotを開く方法

画面構成は更新で変わるため、初心者にはWeb版から開く方法が分かりやすいです。

  1. PC:Microsoft EdgeなどのブラウザーでCopilotを開きます。
  2. PC:個人用アカウントでサインインします。Windows版Copilotアプリでは個人用Microsoftアカウントを使います。
  3. PC:入力欄の左にある[+]を押します。
  4. PC:表示されたメニューから[画像の生成]を選びます。

Windows 11の新しいPCではCopilotアプリがインストールされている場合があり、スタートメニューからも開けます。Edgeのヘッダーから利用できる場合もありますが、表示が見つからなければWeb版を使えば迷いにくいです。

以下のCopilotとWindowsの画面は、2026年9月に実際に操作して確認した例です。画面構成や項目名は、サービス、Windows、アプリ、プリンターなどの環境によって変わる場合があります。

Copilotの+メニューから画像の生成を選ぶ画面
2026年9月時点のCopilotでは、入力欄の+ボタンから[画像の生成]を選べました

Copilotで年賀状画像を作る手順

2027年用の干支は未(ひつじ)です。ここでは、ひつじを主役にした縦長の年賀状画像を作ります。

  1. PC:入力欄へ、作りたい年賀状画像の説明を入力します。「縦長」「上部に余白を残す」など、構図も文章で指定します。
  2. PC:内容を確認して送信し、画像を生成します。
  3. PC:結果を見て、「背景をもっと白く」「ひつじを小さく」「上に余白を増やして」などと修正を頼みます。
  4. PC:使う画像を開き、画面のダウンロードボタンからPCへ保存します。

2026年9月に実際にCopilotで試したところ、「2027年の年賀状用」「白いひつじ」「縦長」「余白多め」「ミニマル」といった内容を文章で指定するだけで、縦長の年賀状風画像を生成できました。ただし、生成結果や画面は利用時期や環境によって異なる場合があります。

Copilotで生成した2027年未年の羊の年賀状画像
Copilotで実際に生成した2027年未年の年賀状画像例

今回の例では、「2027」と「あけましておめでとうございます」も読める形で生成されました。しかし、AI画像内の文字は毎回正確になるとは限らず、誤字、崩れ、意図しない文字になる可能性があります。確実に仕上げたい場合は、「文字なし」で画像を生成し、賀詞、年号、差出人名は後から追加する方法がおすすめです。

また、Copilotへ「100mm×148mmにして」と頼んでも、保存した画像そのものが正確な100×148mmの印刷データになるとは限りません。今回保存した画像は1024×1536px(2:3)でした。2:3と通常はがきの100:148は近いものの、完全に同じ比率ではありません。AIにはまず縦長・余白多めで作らせ、最後にはがきサイズを印刷側で合わせる方法が簡単です。

Copilot生成画像のサイズが1024×1536ピクセルで比率が2対3と確認できる画面
今回保存したCopilot生成画像は1024×1536px(2:3)でした

Copilotが会話内で「100×148mmに調整した」「300dpiにした」などと説明しても、それだけで実ファイルの寸法や解像度を証明できるわけではありません。保存後の画像情報と、実際の印刷プレビューを確認してください。

白い羊と梅を描いたかわいい未年年賀状のAI生成例
文字を後から入れられる余白を残した、かわいい未年年賀状のAI生成例

AIで年賀状画像をうまく作る8つのコツ

1.「年賀状用」と用途を伝える

最初に「2027年の年賀状用」と書くと、正月らしい構図を頼みやすくなります。

2.干支と主役をはっきり指定する

「未年」だけでなく、「白いひつじを中央に1匹」のように主役、数、位置まで指定します。

3.縦長のはがき向け構図にする

プロンプトに「縦長の年賀状構図」「上部に余白を残す」などと入れます。今回の実操作では、画像生成前にPortraitを必須選択する工程は確認されませんでした。

4.賀詞を入れる余白を残す

上部や下部に広めの余白を作っておけば、別のアプリで「あけましておめでとうございます」や名前を置きやすくなります。

5.画像内の文字はAIに任せすぎない

今回の例では日本語も読める形で生成されましたが、毎回正確になるとは限りません。誤字や崩れを避けるなら、まずは「文字なし」で画像を作り、賀詞、年号、差出人名は後から入力する方が確実です。

6.色と雰囲気を具体的にする

「赤・白・金の和風」「淡い水彩」「余白の多いミニマル」「明るい写真風」など、色と作風をセットで伝えます。

7.要素を詰め込みすぎない

ひつじ、富士山、門松、梅、初日の出を全部大きく描くと、何を見せたい画像か分かりにくくなります。主役は1つ、飾りは2つ程度から始めると調整がラクです。

8.1回で完成を狙わない

最初の画像はたたき台です。気に入った部分を残しながら、色、余白、主役の大きさを一つずつ直していきます。ここはAIで遊ぶところなので、少しくらい寄り道しても大丈夫です。

そのまま使える年賀状プロンプト例

次の文章をコピーし、色や雰囲気を好みに合わせて変えてください。いずれも2027年用の未(ひつじ)を指定しています。

かわいい干支デザイン

2027年の年賀状用の縦長イラストを作ってください。主役は、丸くてかわいい白いひつじ1匹。赤、白、金を基調に、梅の花と小さな門松を添えた明るい和風デザイン。上部には賀詞を後から入れられる広い余白を残してください。画像内に文字、数字、署名は入れないでください。

上品な和風デザイン

2027年の未年に使う、上品な縦長の年賀状デザイン。落ち着いた白と金を基調に、和紙の質感、繊細な墨絵風のひつじ、紅梅を少量配置してください。余白を多くした静かな構図。賀詞は後から追加するため、画像内に文字や数字は入れないでください。

シンプル・ミニマル

2027年用のシンプルな縦長年賀状。白い背景の中央より少し下に、一本線で描いた小さなひつじを配置。差し色は赤を少量だけ使い、飾りを増やしすぎないミニマルなデザイン。上半分は広い余白。文字、数字、ロゴは入れないでください。

写真風・リアル寄り

2027年の年賀状用に、朝日の差す草原に穏やかな白いひつじが1匹立っている、明るく自然な写真風画像を作ってください。縦長構図で、ひつじは下半分に配置し、空に賀詞を後から入れる余白を残してください。文字、数字、人物、ロゴは入れないでください。

LINEなどで送りやすいデジタル年賀状

スマートフォンで見やすい2027年のデジタル年賀状画像。かわいいひつじと初日の出を主役に、明るい赤、白、金で、細かすぎないシンプルな構図にしてください。縦長で、中央の主役が小さい画面でも分かるようにしてください。後から挨拶文を入れる余白を残し、画像内には文字や数字を入れないでください。

文字を後から入れるため余白を多く取る

2027年の未年に使う縦長の年賀状背景。下端に小さなひつじと松、梅をまとめ、画面の上側3分の2は無地に近い明るい余白にしてください。白と淡い金を基調にした上品な水彩風。文字、数字、署名、ロゴは一切入れないでください。

モダンな和風

2027年用のモダンな和風年賀状。幾何学的に単純化したひつじを1匹、円形の初日の出と組み合わせ、朱色、生成り、金の3色でまとめてください。縦長、余白多め、印刷しやすいすっきりした構図。文字と数字は入れないでください。

子どもと楽しめる絵本風

2027年の年賀状用に、ふわふわのひつじが雪だるまと遊んでいる、やさしい絵本風の縦長イラストを作ってください。淡い水色、白、赤を使い、楽しく明るい雰囲気にしてください。上部に挨拶文用の余白を残し、文字、数字、個人名は入れないでください。
羊と紅梅を墨絵風に描いた上品な未年年賀状のAI生成例
余白を多く取った、上品な和風未年年賀状のAI生成例

LINEなどでデジタル年賀状として送る

紙へ印刷しないなら、作業はかなり短くなります。Copilotから画像を保存し、別の画像編集アプリで賀詞や名前を追加したら、完成画像をLINEなどのメッセージアプリで送ります。

  • はがきやインクを用意しなくてよい
  • 住所録と宛名印刷がいらない
  • 友人へ気軽に送りやすい
  • 同じ下絵から色違いを作って楽しめる

送信前には、文字が読めるか、個人情報が写っていないか、相手に送って問題のない画像かを確認してください。送れる画像の形式や大きさは、使用するアプリの現在の案内に従います。

スマートフォンから未年の年賀状画像をメッセージアプリで送る操作イメージ
生成した年賀状画像をメッセージアプリで送る操作イメージ

100×148mmのはがきへ配置して印刷する

通常の年賀はがきは100mm×148mmです。今回の保存画像は1024×1536px(2:3)だったため、画像をそのまま印刷用の正確な100×148mmデータとみなさず、印刷画面やはがきソフト側で用紙へ合わせます。

Copilotで作った縦長画像をそのまま印刷すると、プリンターや印刷設定によって端が切れることがあります。先にWindowsの「フォト」で主役や文字の位置を整えておくと、印刷プレビューで調整しやすくなります。トリミングは、年賀はがきへ印刷したときに主役や文字が不自然に切れないよう、構図を整えるために行います。

  1. PC:Copilotで生成した画像をPCへ保存します。
  2. PC:Windowsの「フォト」で保存した画像を開きます。
  3. PC:[画像の編集]を開きます。表示名や位置はフォトのバージョンで異なる場合があります。
  4. PC:トリミングで構図を調整します。ひつじなどの主役や賀詞を切らず、上下左右に余白を残します。
  5. PC:元画像を残したい場合は、[コピーとして保存]を選びます。
WindowsフォトでCopilot生成の年賀状画像をトリミングする画面
Windowsフォトで年賀状画像の構図をトリミングしている例

画像ではトリミング枠に2:3が表示されていますが、これは構図調整の例です。2:3にトリミングすれば正確な100×148mmになる、という意味ではありません。2:3と100:148は近いものの完全には一致せず、最終的な用紙サイズは印刷画面で指定します。

  1. PC:保存した画像をフォトで開き、[印刷]を選びます。
  2. PC:用紙サイズで[ハガキ 10.00cm×14.80cm]を選びます。
  3. PC:印刷の向きが[縦]になっているか確認します。
  4. PC:印刷プレビューで、画像切れ、上下左右の余白、賀詞、ひつじなどの主役の位置を確認します。
  5. PC:用紙種類と給紙場所を使用するはがき・プリンターの説明書に合わせ、問題がなければ最初は1枚だけ試し刷りします。

今回試したWindows環境では、印刷画面の用紙サイズから[ハガキ 10.00cm×14.80cm]を選択できました。表示される項目名や利用できる用紙サイズは、Windows、アプリ、プリンタードライバー、機種によって異なります。

フチなし印刷は、プリンターが画像を少し拡大して用紙の外へはみ出させることがあり、端の絵や文字が欠ける場合があります。フチあり/フチなしの対応、印刷できる面、用紙種類は機種によって違うため、プリンタードライバーと説明書で確認してください。

Windowsで用紙サイズをハガキ100×148mmに設定した印刷プレビュー
Windowsの印刷画面で用紙サイズ[ハガキ 10.00cm×14.80cm]を選んだ例

ここから面倒なら、はがきソフトが便利

AIで絵を作るのは楽しくても、画像のトリミング、賀詞の配置、差出人の入力、住所録、宛名印刷まで始めると、急に面倒になります。そこまでまとめてラクにしたいなら、筆ぐるめ、筆まめ、筆王などのはがきソフトを使う方が向いています。

はがきソフトは、用意されたデザインから選んですぐ仕上げたい人、毎年同じ住所録を使いたい人、何十枚も宛名印刷したい人に便利です。反対に、数人へLINEで画像を送るだけなら、住所録機能のためにソフトを用意する必要はありません。

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2027年版のはがきソフトを楽天市場で確認する

AIで自由に作るのも楽しいですが、住所録や宛名印刷まで含めると、専用ソフトへ任せる方がラクです。必要な機能と購入形態を確認して選んでください。

  • 筆ぐるめ34(2027年版・ダウンロード版)
    ソースネクスト公式ショップで確認できる2027年版です。 楽天市場で確認する
  • 筆まめVer.37(2027年版・ダウンロード版)
    Windows用のはがき・住所録ソフトとして、ソースネクスト公式ショップで確認できる2027年版です。 楽天市場で確認する
  • 筆王Ver.31(2027年版・ダウンロード版)
    Windows用のはがき・住所録ソフトとして、ソースネクスト公式ショップで確認できる2027年版です。 楽天市場で確認する

価格や販売状況、対応OSは変わる場合があります。購入前に商品ページの最新情報をご確認ください。

選び方を一言で

絵を考えるところをラクにしたいならAI。印刷や住所管理まで全部ラクにしたいなら、はがきソフトです。

はがきソフトを購入するときは、対応OS、住所録の移行方法、収録デザイン、サポート期間、印刷したいプリンターへの対応を公式サイトで確認してください。

AIとはがきソフト、どちらが向いている?

比べる項目 AI画像生成 はがきソフト
自由なデザイン 得意 テンプレート中心で選びやすい
無料で始める 始めやすい 製品や版によって費用がかかる
LINEなどで画像を送る 向いている 書き出し機能があれば可能
住所録の管理 できない 得意
宛名・大量印刷 別のソフトが必要 得意
はがきサイズへの調整 自分で配置・確認する 手順をまとめやすい
すぐ完成させる 調整を楽しむ人向き テンプレートで進めやすい
作り直して遊ぶ 得意 素材の組み合わせで楽しめる

AIとはがきソフトは、どちらか一方だけを選ぶ必要もありません。Copilotで気に入った背景を作り、文字配置と宛名印刷だけをはがきソフトへ任せる使い方もできます。

年賀状づくりで気をつけたいこと

  • 生成結果に不自然な手足、読めない文字、不要な物がないか確認する
  • 実在する人物の顔、企業ロゴ、既存キャラクターを安易に指定しない
  • 自分が権利を持たない写真を、編集用画像として無断でアップロードしない
  • 住所、氏名、写真などの個人情報は、送信相手と保存場所を確認して扱う
  • サービスの画面、料金、上限は変わるため、作成時点の表示を確認する

まとめ:年賀状は「楽に楽しく」でいい

自分だけのひつじデザインを作りたいなら、Copilotの無料画像生成から始められます。プロンプトで縦長を指定する、文字を入れない、余白を残す、1回で完成を狙わない。この4点だけでも、年賀状へ使いやすい画像になります。

LINEなどで送るなら、画像を保存して賀詞を加えれば完成です。紙で送るなら100×148mmへ配置し、プレビューと試し刷りを忘れないでください。

住所録や宛名印刷まで考えた瞬間に面倒になったら、そこからははがきソフトへ任せましょう。AIとソフトを使い分けて、年末の作業を少しでもラクにできれば十分です。

参考にした公式情報